ASAHIKAWA WBC(up2016.03)
所属 旭川医科大学 耳鼻咽喉科 頭頸部外科学講座
氏名 Akihiro Katada 講師 片田 彰博 |
研究テーマ 機能的電気刺激による喉頭運動の回復 研究内容(概要) 本研究は、神経の麻痺によって動かなくなった喉頭の筋肉に電気刺激をおこなって失われた喉頭の運動機能を回復させることを目的としている。この新しい治療法の確立には心臓のペースメーカのように体内に長期間の留置が可能な刺激装置の開発が、必要不可欠である。 関連キーワード 喉頭痳痺,機能的電気刺激,発声障害,呼吸障害,埋め込み型電気刺激装置 |
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主な研究内容もしくは代表的な過去の事例研究
これまでの動物実験の結果から、従来の埋め込み型電気刺激装置を改良することにより、電気刺激によって麻痺している喉頭に運動を誘発できること、さらにその運動によって呼吸機能や発声機能が回復することを確認している。しかし、本研究の結果を新しい治療法として人体に応用するには、喉頭専用の刺激装置や電極の開発が不可欠であり、この問題がクリアされなければこの技術の治療への応用は非常に難しい段階にあるのが現状である。
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連絡先 総務部研究支援課社会連携係 Tel:0166-68-2197 Fax:0166-66-0025 E-mail:rs-sr.g@asahikawa-med.ac.jp URL: http://www.asahikawa-med.ac.jp/
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相談可能な分野・講演可能なテーマ ・発声運動の中枢神経機構 ・機能的電気刺激による筋萎縮抑制効果 ・発声障害の治療 ・嚥下障害の治療
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