講義概要 10/24(土)(シニア大学講座室) 13:00~15:00
「化学史はいかが?―-ノーベル賞科学者F.ハーバーの栄光と影、そして北海道との縁―」
「触媒化学の歴史」をキーワードに、大きく2部構成で講演します。前半は“空気からパンを作った人としてノーベル化学賞を受けたドイツ人化学者、F.ハーバーの光と影の歴史を、その弟子の行方も含めてご紹介します。また、北海道との関りにも触れたいと思います。後半は、F.ハーバーらによって有名になった”触媒“ですが、今なお、地球環境の維持(温室効果ガス防止)やエネルギー問題の鍵技術として期待されています。これらを簡単に説明した後に、演者である宮越の研究の話をご紹介します。