<概要>
なにかある対象に対して「美しい」と感じるのは全ての人間が持つ“普遍的”な感覚である。しかし、その対象は多様であり、形や色、そして音や臭い、味など、人間の異なった感覚器官によって「美」という共通の表現でとらえられる不思議な感覚であるが、その本質はなにか。そしてこの「美」の感覚が人間の生にとって持つ「意味」とはなにか、考えてみたい。
<講座>
人間が絵画や音楽や風景などで「美しい」と感じる感情について、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の感覚器官をとおして、美しい形・美しい音・美味しいと表現される「美」についての「哲学」的分析に、受講者は興味深く聞き入っていました。美しい演奏や心地よく感じる和音の振動の比率など、実際の演奏や和音を受講者に聞かせながらの講座でした。最後に人間は「美」への感動がある限り「平和」を求めていくことを願って講義を終えました。
参加者 20名












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