<概要>
旭川市は2019年に「ユネスコ創造都市ネットワーク」のデザイン都市に認定されました。その理由は,「旭川家具」などの地場産業が「国際家具デザインフェア旭川」の継続開催など,デザインを基軸とする息の長い取り組みを展開してきたことにあります。今回は<デザイン>をキーワードにしたまちづくりの可能性を展望します。
<講座>
旭川市は大正時代から続く、全国有数の家具産地であったが、1950年ころから衰退し始めたこと。打開のため、海外の近代的デザイン先進地に青年を派遣するなど人材育成に取り組み、今日のデザイン性に優れた旭川家具を生み出すに至った歴史を分かり易く語っていただきました。さらに、忠和の地にデザイン学科、建築学科を有する東海大学を開校し、2014年閉校まで、多くの人材を家具、建築を含むデザイン業界に送ったこと。「国際家具デザインフェア(IFDA)」を1990年から3年ごとに開催するなど、国際的にも評価され、そのような環境から、世界的建築デザイナーを輩出していることを自らかかわった体験をとおして、熱心にお話しいただきました。
参加者 11名












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