<概要>
昨今、保育業界では不適切保育という言葉が多く聞かれます。日本における「不適切」の概念は、ここ数年で大きく変わりました。昔の躾は今の時代では虐待と言われかねませんし、その線引きは保育現場でもあいまいであると言われています。何がどうなると不適切なのか?その原因は何なのか?ご参加のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
<講座>
講師自らの幼児教育の経験から、昭和の教育との比較をとおして、幼児期保育の重要性を話していただきました。子どもを一人の人間としてとらえ、ひとりひとりの人権を尊重することの重要性から、将来の労働力としてとらえる教育のあやうさを、強く訴えていました。保育現場にかかわっている若い保育士や管理者の方も参加されており、関心の高さがうかがわれました。
最後に、保育士の処遇改善や保育士の増員による保育の質の改善も急務であることも訴えるなど、保育現場の現状を広くつたえる講座となりました。
参加者 15名












〒070-0031