<概要>
昨今、保育業界では不適切保育という言葉が多く聞かれます。日本における「不適切」の概念は、ここ数年で大きく変わりました。昔の躾は今の時代では虐待と言われかねませんし、その線引きは保育現場でもあいまいであると言われています。何がどうなると不適切なのか?その原因は何なのか?ご参加のみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
<講座>
講師自らの幼児教育の経験から、昭和の教育との比較をとおして、幼児期保育の重要性を話していただきました。子どもを一人の人間としてとらえ、ひとりひとりの人権を尊重することの重要性から、将来の労働力としてとらえる教育のあやうさを、強く訴えていました。保育現場にかかわっている若い保育士や管理者の方も参加されており、関心の高さがうかがわれました。
最後に、保育士の処遇改善や保育士の増員による保育の質の改善も急務であることも訴えるなど、保育現場の現状を広くつたえる講座となりました。
参加者 15名
<概要>
英語学習者には英単語の学習は避けては通れないものですが、「助ける」という動詞一つ取ってもhelpだけでなくaidにassistと何種類も存在するため、困惑する方も多いかもしれません。さらにbottleやsugarなどの名詞やGoogle、Netflixなどの会社名などが動詞になることがあります。どのような流れから今の英語の姿になっているのでしょうか。英語の語源から見ていきます。
<講座>
国家が形成される過程で、さまざまな民族の言語と交雑し、古英語⇨中英語⇨近代英語⇨現代英語と変遷してきた歴史をわかりやすく話していただきました。語彙や発音からたどる他言語との共通性や地域・身分の違いなど、一つ単語から読み取れる興味深い違いに受講者はうなずきながら聞き入っていました。時代に適応して新たに生まれる言葉の成り立ちなど、実際の会話映像を使いながらの楽しい解説もありました。質疑では、専門的な質問をする受講者もおられ、幅広い方が参加された講座となりました。
参加者 14名