2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ
「個人情報保護制度の基本~民間事業者から町内会まで~」
6月29日(土)13:30~15:30 旭川市立大学 准教授 村尾 太久 先生
「なぜ個人情報の保護が求められるのか?」から始まり、行政機関の情報管理の方法・同意の取得方法、また、個人情報の範囲はどこまでなのか、根拠となる法令は何なのか複雑な法令を丁寧に解説いただきました。情報開示請求との関係など課題もあることも分かりました。質疑では、町内会などの小さなコミュニティでの個人情報管理や同意をとることへの違和感なども議論になり、受講者が直面している問題として、熱い議論が交わされました。
受講者 17名
2024年度 AWBCあさひかわオープンカレッジ【前期スタート講座】
「地域包括ケアシステムと旭川医科大学看護学科『地域包括ケア論』の活動」
~住み慣れた土地で暮らし続けるために~
6月7日(金)14:00~15:40 旭川医科大学 教授 升田 由美子 先生
急激に高齢化が進む地域にあって、住み慣れた土地で暮らし続けるために看護学科が取り組んでいる「地域包括ケア論」について、お話しいただきました。学生が地域の住民と直接交流しながら、課題を考え解決に取り組む実習授業として行っているものです。
受講者はほとんどが高齢者です。身近なテーマのため、関心も高く熱心に聞いていました。質疑では、受講していた看護職を目指す高校生4人から感想を聞き、高齢の受講者がエールを送るなど、世代間交流の場ともなった講座でした。
受講者 42名
旭川医科大学、北海道教育大学旭川校、旭川市立大学短期大学部などの先生や学生が、お子様から大人まで楽しんで学べる実験や展示を行います。市内高校生の発表もあります。
みなさまの目の前であるいは、みなさまに体験してもらう。
お子様から大人まで楽しめる そして安全ないろいろな実験や展示をご用意しています。
〇 持てる水を作ってみよう
〇 リハビリ(作業療法・理学療法)を知ろう
〇 虫くい文字が読める秘密~アプリ体験できます!
〇 森林浴体験 〇 サーモグラフィー写真館 〇 コロナで活躍ECMO(エクモ)を見てみよう
〇 レモンが甘い!?ミラクルフルーツ体験 〇 カラフルケーキをつくってみよう・・・・・などなど
令和6年5月31日(金)旭川ケーブルTV「ポテトでこんにちは!」12:00~12:30 地上デジタル11ch
司会:福屋 聖恵さん(ふくふく家族の会会長、家族洗隊 福レンジャー/ママホワイト)
12:0015~12:30枠で6月7日(金)開催される、「あさひかわオープンカレッジ講座第一回「地域包括ケアシステムと旭川医科大学看護学科『地域包括ケア論』の活動」~住み慣れた土地で暮らし続けるために~の紹介をしました。
令和6年度の「あさひかわオープンカレッジ講座【前期】」4講座の紹介も行いました。
出演は講義予定の升田 由美子 教授の代理として旭川医科大学看護学科の山根 由起子 教授がご自分の地域包括ケア実習の活動をとおして、紹介されました。
【今後、日程調整ができれば、他の講座もケーブルTVで紹介したいと思います】
定 員: 各講座 40名
募集開始:5月1日(水)から
①講義概要 6/7(金)(シニア大学講座室)14:00~16:00
「地域包括ケアシステムと旭川医科大学看護学科「地域包括ケア論」の活動」
~住み慣れた土地で暮らし続けるために~
<概要>
住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることを目標とした「地域包括ケアシステム」とその実現のための人材育成プログラムである旭川医科大学看護学科「地域包括ケア論」の取組みを紹介する。
②講義概要 6/29(土)(シニア大学講座室)13:30~15:30
「個人情報保護制度の基本」~民間事業者から町内会まで~
<概要>
2022年4月より2021年改正個人情報保護法が民間部門においても施行されました。民間事業者には、地域の自治会や町内会も含まれています。法に準拠する形で、どのようなルールを作り、また運用し、構成員の個人情報を保護していくのかを考えてみましょう。
③講義概要 7/5(金)(シニア大学講座室)14:00~16:00
「誰もが楽しい運動理論『コーディネーション理論』を体験しよう」
~スポーツ手遊び&スポーツスタッキング編~
<概要>
北海道の子どもの体力問題は10年以上に渡り、全国で最も深刻な状況を改善できずにいます。そのためか北海道の健康寿命は他と比較してもかなりの低水準となっており、大きな健康格差となっています。それらの解決の糸口となるのは運動理論「コーディネーション理論」です。その理論を、三世代で取り組むことができるスポーツ手遊び:スポーツスタッキングを通してお伝えします。
④講義概要 7/13(土)(シニア大学講座室)13:30~15:30
「医師で開拓者の『関寛斎(せきかんさい)』の足跡をとおして、近現代の北海道を考える」
<概要>
関寛斎は、佐倉順天堂に学び銚子で開業、長崎でポンぺから西洋医学を学び、徳島藩医に。戊辰戦争の時、軍人病院頭取として活躍、徳島での町医者(30年)を経て、4男、又一の札幌農学校入学を機に、明治35年に陸別開拓に入ります。10年間経った82歳の時、生涯を閉じます。原野の開拓としては終盤期に当たる陸別から北海道開拓を振り返ります。